天然石の浄化について

天然石はスポンジのようなものですので、マイナスパワーをも吸い込んでしまいます。

そのため、魔除けや厄除けにも効果を発揮するのですが、

石が本来持っている浄化能力を超えてマイナスパワーを吸い込んでしまうこともあります。

その場合、浄化をしてあげることが必要となります。

天然石によっては、水や太陽に弱かったり、浄化方法が限定されるクリスタルがあります。

また、天然石自体は問題がなくても、

アクセサリーパーツやゴムなどが水に弱いことが多いため、

「お水による浄化には、慎重さが必要です」と、製作者サイドとしてはお伝えしますが、

その時に、その石になんとなく必要かな~と思われたら水洗いをしていただくのもアリですよ。

流水が入り込んでアクセサリーの内部にすぐにダメージを与えることは少ないと思いますので、

そう神経質にお考えいただく必要はないと思います。

また、ムーンストーンなど、月光による浄化が非常に有効な天然石もあります。

が、地表に近いところではそこまで月の光のパワーが届きにくいことや、

天候に左右されたり、満月の日に忘れずに外に出すというのはなかなか難しいことでもあり、

日常的な浄化方法としては不向きといえます。

日々の浄化

石を選ばない万能な浄化方法としては、

ホワイトセージの煙による浄化、

天然石のさざれ/タンブルに置く、

観葉植物に置く方法があります。

また、本格的にクリスタルがダメージを負ってしまった場合には、

塩による浄化や土に埋める浄化方法もありますが、

よほどのことがなければそこまでの必要はないかな~と思います。

ただ、クリスタルは、スポンジのようなものなので、

中に色々なモノが蓄積されやすいと考えられます。

石によっては自浄作用もありますし、

私が作る場合は、なるべく自浄作用のある石を一緒に組み込んでおりますが、

毎日は持たずに1日使ったら2~3日休ませていただくのがベストです。

また、内にあるものを引き出したり、サポートをする作用がありますので、

ご自身が疲れているときには身につけるよりも握るだけのほうが

穏やかに作用するのでおススメです。

デイリーケアとしては、是非、水晶のチップ(さざれ)やクラスター、

天然石タンブルの上にパワーストーンアクセサリーを置いて、

その日の疲れを浄化してあげてください。

水晶には浄化作用があり、バランスを整え、石の持つチカラを回復させます。

水晶のチップや浄化作用のある天然石のタンブルやクラスターで、

アクセサリー置き場を作って、外から帰ってきたらアクセサリーをそこに置くようにすれば

アクセサリーの浄化にもなり、部屋の浄化にもなりますので、一石二鳥です。

水晶のチップや天然石タンブル、クラスターなどをお持ちではない方は

観葉植物など、自然と触れあえるところでもいいですよ。

置く時に「今日も1日ありがとう」と言って置いていただけば、

日々の浄化としてはそれでも十分です。

ちなみに、思うだけでもいいのですが、〈言葉の波動〉もありますので、

言葉として発するのがベストです。

環境が許せば、石に対してに限らず思うだけではなく、

積極的に言葉として使ってくださいね~!

特別な浄化が必要だと感じたら、その時に、

なんとなくこうしてみようと思われた浄化をしていただければ、

それが、その石に必要な浄化だと思いますよ。

代表的なのはホワイトセージによる浄化でしょうか。

ホワイトセージによる浄化

アメリカインディアンの聖地、西海岸地域で栽培された

オーガニックのホワイトセージによる浄化をおススメしています。

セージによる浄化は石を選ばず、かなり強力な浄化方法ですし、

葉を1枚ずつ使いきれるところが扱いやすく、とても便利です。

ただし、セージは特有の強い香りがありますので、

香りが苦手な方は他の浄化方法をおススメします。

【やり方】

1) セージに火をつけてすぐに消して煙だけ出るようにします。

2) 天然石を持って、直接、煙を石にあててください。

浄化中は煙が石にまとわりつきますが、

浄化が終わるとスッと煙が離れるのがわかります。

3) 煙がまとわりつかなくなったら浄化完了のサインです。

※火のお取り扱いにはご注意ください。

古来より、ヨーロッパでは、セージに魔除け効果があると信じられていました。

魔除けに…と、庭にセージを植えている家も多かったようです。

庭にセージが植わっている家には幸福がやってくるとも言われていました。

ヨーロッパの〈魔〉の象徴とは、ペストなど感染症のことで、

衛生概念の乏しかった当時、抗酸化・殺菌作用の強いセージの薬効が

伝承となって伝わったものではないかな!? と思いますが、

あの、消毒や浄化を連想させる強い香りの虜になった人も多かったのではないでしょうか。

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